龍谷大学生&京都同友会コラボ交流会
「ひゃく人交流会」を開催しました。
日時:2011年2月3日(木)18:30~21:30
会場:龍谷大学「紫光館」
参加者:学生51名・経営者66名
現役大学生とのコラボ交流例会として昨年から計画しました「ひゃく人交流会」は、予想以上の反響があり、参加呼び掛けには学生さんの方から120名にも及ぶ申し込みがあったそうです。そんな中から51名を選んでいただき、同友会の経営者から66名のご参加を得て総数117名の大盛況となりました。
創業者である坂平典生氏、事業承継者として寺島大吾氏からテーマに沿った報告がありました。まず坂平氏からは創業に至るまでの多くの経験から得た知識や感性で作られた経営理念や経営方針から「もったいない」「生きること」「表裏一体」のキーワードのもとに環境に関わる事業体験をご披露頂きました。又寺島氏からは100年以上にわたって続いてきた伝統産業の金銀糸屋さんとして、先代から引き継ぐバトンは細く長く切れない糸のようにつないで行くなかで、金銀糸の事をもっと多くの方に知って頂きたいという思いや、伝統文化に携わっている感動や誇りを大切にして、まじめにしっかりとやろうというメッセージを頂きました。
その後の学生さんと経営者によるグループ討論では「報告を聴いて感じたこと」をテーマに、15テーブルで熱心な討論が行われました。経営者は中小企業の熱き思いを、学生さんからは現実の就職活動の実態や苦難をお話になったのだと思います。
日ごろ、なかなか接点の少ない中で今回の交流会は学生さんにも経営者にも刺激のあった交流会だったと思います。討論後、報告者から質問に対するご返答も、丁寧に分かりやすくお答えいただき良き学びになったと思います。
交流会ではお茶とオードブルで和気あいあいと名刺交換や自己紹介が繰り広げられ、あっという間に閉会の時間が来てしまいました。最後に京都楽商会のメンバーが壇上に集合し、参加いただいた皆様に感謝の言葉と「一本〆」で交流会を目出度く終了しました。
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